東の登り石垣
⑥ 東の登り石垣
登り石垣は、西と東の二箇所存在している。この登り石垣は、全国でもわずか三箇所しか残っていないため、貴重なものである。しかし、保存状態はあまりよくない上に、草木が生い茂っており、ハチやヘビのほか、東の登り石垣は特に崩落の危険が高いので、実際に見に行くのはお勧めしない。安易に見学に行くと、大怪我する可能性もある場所だということを付け加えておく。
↓写真① 東の登り石垣は、西の登り石垣よりも保存状態が良い。東の登り石垣を見上げるように撮影。階段状の石垣が三段、上に向かって積み上げられているのがわかるだろうか。かつては、階段状になって、これが下の城まで続いていた。現在は崩れかかっている所も多く、危険である。(写真をクリックすると拡大します。)
↓写真② 東の登り石垣を下から撮影。この写真は二段になった階段状の石垣がわかる。ただし、写真右側に写っているのが崩落防止用(立ち入り禁止用?)の金網であり、実際に現地に入るのは安全上の観点から非常に危険であることを付け加えておく。(写真をクリックすると拡大します。)
↓写真③ 東の登り石垣を撮影しながら、山を下ってゆく。山の中腹から、上を見上げての撮影。階段状態の石垣が残っているのは、上部から5~6段目までと、中腹に1段といったところ。そのため、階段状の原型を留めていない石垣の遺構があちらこちらに散見される。
↓写真④ 東の登り石垣を撮影しながら、引き続き山を下る。途中、階段状の形を比較的とどめている石垣の遺構があり、撮影。しかし、それでも登り石垣最上段にみられるような美しい階段状ではなく、随分と崩れているのがわかる。(写真をクリックすると拡大します。)
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