二重の稜線がある石垣

洲本城 みどころ地図 二重の稜線がある石垣
二重の稜線がある石垣

④ 二重の稜線がある石垣

南の丸南東部の石垣は、およそ4メートルほど拡張されており、旧稜線と二重になっている。

洲本白初期の石垣で、拡張された石垣からは、戦国時代ならではの緊張感を感じ取ることができる。石垣を拡張する必要性があったのであろう。

↓写真① 二重の稜線がある石垣。大手門から馬屋を後ろにして、まっすぐ進んでゆくと、眼前にこれらの石垣が広がる。石垣には大きな木が根を下ろして生えており、栄枯盛衰のはかなさを感じる。かつてはこの城にも、多くの兵がいてもっと人の手が加わったものであっただだろう。個人的にはここの石垣の趣深い様が気に入っている。

二重の稜線がある石垣 1

↓写真② 下の写真だと、二重の稜線がわかりやすいだろう。赤の点線に沿ってみえるのが旧稜線である。その後、石垣を拡張する必要性があったのだろうか、そこからさらに4メートルほど石垣を拡張している。

二重の稜線がある石垣 2

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。